社員インタビュー:勤続15年の前職を辞めてリモートワークへ。お母さんエンジニアの決断。

社員インタビュー

今年8月にソウルウェアへジョインしたばかりの野尻さん。3児の子育てと、自分のキャリアを両立するために初めてのフルリモートワークに挑戦しています!
実は前の職場に15年と長く勤め、居心地もよかったという野尻さん。彼女がなぜ長く勤めた職場を離れなければならなかったのか、新しいママエンジニアの働き方についてお話を聞いてきました。

藤沢市からリモートワークをしている野尻さん。今回は湘南・江ノ島でインタビューしました。

まさかの学童に落選。リモートワークを始めるまでの日々。

ー野尻さんはどうしてエンジニアになったんですか?

野尻:大学は英文科で英語を学んでいました。思いきり文系女子だったんです。
就職活動が、なかなか上手く行かなくて・・・紹介予定派遣で、業務システムの開発をしている会社に入社しました。そこでソフトウェア開発の勉強をゼロからさせてもらって、結局6年くらい、開発の仕事をしていました。

でも当時の開発業務は残業も当たり前で、終電で帰る日が続くこともありました。上の子どもを産んで、育休から戻る時に開発者ではなく管理側に異動させてもらって時短勤務をしながら働いていました。

ーエンジニアの女性が、育休明けに開発の最前線には戻れないって話はよく聞きますね。
どうして転職しようと思ったのですか?

野尻:その後もスマホアプリの運営部署に異動し、ずっと時短勤務で家庭となんとか両立しながら働いていたんです。うちは小4の双子の兄妹と、3才の男の子がいるんですが・・・今年の春ですかね、上の双子のうち、なんと妹の方だけ学童に受からないという事態になってしまいました(苦笑)

ーえ〜!そんなことあるんですね?!

野尻:本当ですよね。私は時短とはいえ正社員で週5日働いていたし、まさか落ちるなんて。テレビのニュースや噂では聞いていたけど。

とはいえもう小学4年生だし、普段は学校の授業を受けて帰宅すれば数時間の留守番だから良いかなとも思ったんですが、夏休みなど長期休暇の時に毎日1人で留守番(双子の兄は学童、3歳の息子は保育園)はさすがに心配だなぁと思いました。それで、転職を考え出したんです。
15年勤めていてそれなりに居心地もよかったし、大きな不満はなかったんですけどね。家庭との両立を考えるとやはり続けられないなと思いました。

勤続15年の会社を退職。仕事もお母さんも諦めない。

野尻:私、実は「リモートワーク」なんてものがあるって知らなかったんです。

転職を決意してからも、自宅の近くで通勤時間を短縮する形で企業探しをしていました。
ネットで色々調べていた時に、「リモートワーク」というものを知りました。
まさに探していた働き方だ!と思って、そういう働き方専門の求人媒体に登録しました。
時短勤務で働いていると「あぁもう帰る時間だ」と中途半端に仕事を切り上げて帰らないといけない。その消化不良な感じがストレスでもありました。ちゃんと仕事もしたいし、”お母さん業”もちゃんとやりたい。それが叶うのがリモートワークだなって。

ーなるほど。キャリアを諦めずにママをできる手段ですよね、リモートワークって。
リモート専門求人媒体には多くの企業が掲載していると思いますがソウルウェアにはなぜ?

野尻:転職活動自体、数ヶ月でそんなに長くしていないんですが、媒体に載ってる企業をいくつか自分で受けてみたりしたところはなかなか良い返事がいただけなくて。というのは、リモート未経験だったので少し苦戦したんですね。
そんな時、ソウルウェアから求人媒体を通してオファーをいただいたんです。それで、お話聞いたら、家庭の状況とか色々理解をしてくれて。ありがたかったです。

ーウンウン。ぴったりな環境が見つかって、そしてそれがソウルウェアでよかったです!

家事と業務をいったり来たり。シームレスな働き方。

ーまだ1ヶ月も経たないくらいですが、実際に勤務してみて、リモートワークはいかがですか?

初めてやってみて、「自分に合った働き方だな」と思っています。まず、体力が圧倒的に楽です。以前は時短とはいえ1時間くらいかけて通勤をしていたので物理的にも楽になったし、時間のプレッシャーがなくなった分、心にもゆとりが生まれました。

ーON・OFFの切り替えは上手くできていますか?

野尻:それも自分はハッキリ分かれているよりシームレスに対応できる今の方が合っているなと思ってます。以前は通勤電車の中でだんだん切り替えて会社についたら完全に仕事モード、帰宅したらお母さんモードという感じで、作業途中であろうと無理矢理切り替えていました。


今は、例えばお昼休憩の余った時間や業務の休憩がてらに、ちょっとした家の用事を進めることもできるし、保育園のお迎えの後に、ちょっと残ってしまった作業を進めることもできる。
どちらにおいても達成感があり仕事と家事を行ったり来たりしている方が、私には合っています。

ーなるほど。個人差はあるかもしれないけど、リモートワークするにはそれが肌に合う方が円滑に進められるかもしれません。
とはいえ、初めてのリモートは孤独感があったりしませんか?

野尻:それが全然!ずっとチャットツールで繋がっていますし、こちらが何も発信していなくてもメンバーのみなさんが「大丈夫ですか?わからないところはないですか?」と気にかけてくれるので孤独感はないです。チャットだけではなく、zoom(WEB会議ツール)で直接顔を見ながらコミュニケーションも取っていただいたりするので、助かっています。

ーよかった!野尻さん自体とても明るくて話しやすいお人柄というのもありますが、やはり物理的にメンバーが離れているとそういう前のめりなコミュニケーションは重要ですね。

ー最後に、今後の野尻さんの目標をお聞かせください!

野尻:具体的に成し遂げるような目標はまだないんですが、リモートワークしていると、子どもたちの前で仕事をすることになります。だから楽しく働いてる私の姿を見せてあげたいです。働くということを前向きに捉えてほしいですし、「お母さんみたいにかっこよく働きたい!」と思ってもらえるように私も頑張りたいです。

ー素晴らしい・・・(感動)!是非これからも一緒にイキイキと働いて行きましょう!お話聞かせていただき、ありがとうございました。

前回インタビューの白木さんに続き、野尻さんも「仕事」と「お母さん」両方ちゃんとやりたい!というパワフルなママエンジニア。リモートワークは女性のそういった働き方を支えるのにもはや欠かせない手段なのかもしれません。
ソウルウェアのワーママ2人から、そういった刺激が発信できるよう今後も情報をお伝えしていきます!

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