この記事は、特別手当をkincone上で管理したいと考えている方に向けて、 kinconeのラベル活用方法を紹介します。
特別手当とは?
特別手当とは、従業員に支払われる報酬の一種です。 特別手当の定義は、明確には決まっているわけではありません。会社ごとに定義されています。今回の記事で議題にする特別手当は、勤務内容に応じて支給される特別手当です。 具体的には出張した際に支給する「日当」や、運転した際に支給する「運転手当」などです。
特別手当を勤怠と一緒に管理したい
「日当」や「運転手当」などの特別手当の支給は勤務内容と密接に関わっています。 給与計算を行う担当者は、勤怠と特別手当の情報が一つにまとまっていると、給与計算する際に便利です。
勤怠を管理するマネージャーからしても、特別手当に関わる勤務と勤怠を一緒に把握できると楽でしょう。kinconeであれば、ちょっとした工夫で特別手当に関わる勤務と勤怠を一緒に管理できます。 その方法をご紹介します。
特別手当に関わる勤務をラベル機能で管理
kinconeのラベル機能を利用することで、特別手当に関わる勤務を勤怠と一緒に管理できます。 使い方は次の通りです。
ラベルの設定方法


上記の方法でラベルが設定できます。ラベルを利用すると、勤怠画面に次のように設定できます。
勤怠画面での利用イメージ

このように特別手当に関わる勤務を勤怠機能の画面上で管理できます。
ワークフロー機能で事前申請制にもできる
特別手当に関わる勤務は、事前申請制としている企業もあるでしょう。そのような企業のためにkinconeではワークフロー機能を用意しています。ワークフロー機能は、部下が特別手当に関わる勤務のラベルを選択したときにマネージャーへの申請を必須にする機能です。この機能を利用することで、マネージャーは部下の特別手当に関する勤務を管理することができます。
申請機能

特別手当が必要な勤務日数を集計、更に給与システムへ連携できる
kinconeのCSV出力機能で、ラベルが付与された日数を集計できます。この機能によって、 1ヶ月辺りの特別手当に関わる勤務日数を集計することができます。
CSV出力で集計を出力


また人事労務freeeであれば、人事労務freeeに合わせたフォーマットで出力ができます。 勤怠と特別手当てが必要な勤務の日数を同時に集計して取り込むことができるので、 給与担当者の集計業務の負荷を軽減します。
人事労務freeeとの連携

以上が、特別手当に関わる勤務を楽にするkinconeのラベル活用方法でした。特別手当に関わる勤務の管理に困っている方の参考になれば幸いです。