社員インタビュー:好きなことを仕事にするのは幸せか?

社員インタビュー

こんにちは!ソウルウェアで広報・PRを担当しているサリーです。

よく働くことをテーマに考える記事の中で「好きなことを仕事にするのは幸せか?」という問題は取り沙汰されますよね。
私もこのことについてたくさん悩んだ時期がありました。今回は私自身のキャリアや経験を通して、『自分らしく働くとは?』を考えていきたいと思います!

その前にちょっとお話させてください・・・

なぜ社員インタビューをやっているのか

このソウルヒトログで掲載している”社員インタビュー”は、もちろんこのブログを覗いてくださっている全ての方に向けたものですが、一方で「社内広報」的な意味合いも大きく兼ねています。

と、いうのもソウルウェアは普段、全員がフルリモートで勤務をしており、社員同士が直接顔を合わせる機会がとても少ないです。新しくソウルウェアに入社してくれた人は下手したら何ヶ月も、既存の社員と顔を合わせないまま(WEB会議では会っても)過ごすことになります。
コロナ渦の今はイベントや打ち合わせでの外出を控えているので、尚更です。

例え毎日同じオフィスで過ごしていても、なかなか相互理解は難しいもの。だから、最低限の情報ですが仲間のことが知れるようにこのインタビューをスタートさせたのです。

サリー
サリー

そんな訳で私も社内外の皆さまに自己紹介をすべくこの記事を書いていますが、自分で自分にインタビューとは至難の業!

なので今回は一緒に働くソウルウェアの皆さまから質問を募集しました。
まず、私なりの「幸せな働き方」についてお話させていただいた後、記事の後半で質問に回答していきます!

安定した生活を送ってから考えるべきこと

冒頭の「好きなことを仕事にするのは幸せか?」という問いに対して、私の解はこうです。
生活が安定した上で、やりたいことを実現するのが幸せ
なぜこう思ったのかを、自分自身のキャリアを振り返りながらお話します。

コンプレックスをバネにした新卒時代

幼い頃から読書や映画など物語に触れることが好きで、大学は文学部の日本文学科を専攻しました。学費を自分で払っていたのでサークルには入らずアルバイトに明け暮れる学生生活を送ります。
学生時代は小説家になりたいと、淡い夢を抱いたことも。

就活が始まると、出版社で書籍編集者になることを夢見ていましたが、希望の大手出版社には残念ながら入れず、ご縁をいただいて株式会社リクルートに入社します。

リクルートでは美容サロンの広告媒体の営業職に配属されました。当時は飛び込み・TELアポでの新規/既存営業だけでなく、原稿の制作、掲載費の回収、社内での教育担当、営業戦略企画など業務は多岐に渡りました。本当に濃い毎日だったと思います。

ただ、一番大変でもあり楽しかったのは広告原稿を作っている時間でした。心の片隅では「出版界で自分で企画した記事を作りたい」と思い続けていたんです。

一方で、何か1つ自身で成し遂げた功績が欲しくて”大きな会社で全国1位のタイトルを獲る”と入社時に決めていました。営業成績全国1位という社内表彰を獲ったタイミングで、自分でも「やりきった」と思い3年で退職します。

念願のクリエイティブ業界に入ったものの・・・

そして、経験者採用が多い出版業界において、未経験でも編集職を受け入れている小さな雑誌社に転職をしました。

やっと憧れの出版業界でしたが、入社初日から終電帰宅、初めて休日を貰えたのは入社日から1ヶ月後、そして給料は20%以上前職より下がる(業界未経験のため)という状況でした。

もちろん多忙さは心構えていたし、雑誌ができていく工程やタレントへの取材、校正作業でさえも楽しかったのですが、徐々に体力が、続いて気力がついていかなくなります。
結局、雑誌社は約1年で退職することになります。

あれだけ「やりたい、なりたい」と憧れていた道で頑張れなかった自分に挫折し、しばらくは恥ずかしさと悔しさで書店にも行けないほどでした。

ただし、落ち込んでもいられません。明日のご飯を食べる為に働かねばならず、とりあえず飲屋街の居酒屋でアルバイトをしながら転職活動をします。

”クリエイティブ”な職にこだわって、その後はメールマガジンのテキストディレクションをしたり、TV番組の映像制作会社でアシスタントプロデューサーをしたり、アーティストの友人の手伝いをしたりなどメディア関係の仕事を転々とする日々が続きました。

しかしそのどれも拘束時間が長く、常に現場にいなければならず、その割りに給料は生活できるギリギリのライン…という状態でした。所謂パワハラ社長がいたり、社内派閥が激しかったりと人間関係も様々な会社をたくさん見ました。

だんだん”良いものを作る”ことより”努力が報われない”ことにばかり目が行き始め、心のどこかで「これって働くうえで健全な考え方じゃないな」と思い始めます。

自分なりの”幸せな働き方”基準

そんな時、当時お付き合いしていた今の旦那さんと結婚の話が進み、改めて自分はどんな風に生きていたいのかを考え直しました。

そこで初めて、「かっこよくて華やかな仕事」より「自分が健やかに暮らせる労働時間・精神状態の確保・お給料」が重要だと意識したのです。
毎日を安定して過ごせない限り、向上心も挑戦したいことも考える余裕は生まれないと思いました。

旦那さんの実家は地方にあり、将来は東京で生活しているかもわからないので、どんな環境にいても、”自分1つで戦えるスキル”(これが私の場合は、組織作りと文章力でした)を磨いてキャリアアップしようと考えました。
働き方の条件として、物理的な要因で制約されないリモートワークできる会社に転職しようと決めたのもこの頃です。

ちょうどその時、ソウルウェアで広報業務を募集していると紹介を受け、ここでなら私が今まで培ってきた経験を活かしながら理想の働き方ができるのでは?と思い応募したのがきっかけで今に至ります。

社員の皆様からのQ&A

Q.転職理由&ソウルウェアではその点がどうなりましたか?

転職理由は「自分の生活のゆとりを大切にしながら、自分ができることを周りに還元するような働き方がしたい」でした。理想に近い形で今は働けていると思います。

ソウルウェアは成果の為にハードワークは強いないし、アポやイベントも無理にスケジュールしたりしません。それでもちゃんと会社として利益は出ています。

ただし、「無理しない」状態こそ、自分でしっかりと向上心を持って目標設定をしていないと、働き盛りの人には物足りなくなる可能性もあると思っています。

Q.ソウルウェアで成し遂げたいことはありますか?

これまでの経験の中でプロフェッショナルとは言えないですが、営業・マーケ・制作・社員育成や採用など一通りのポジションに携わってきました。

将来は何らかの道でフリーランスも面白そうだなと思っています。

ソウルウェアでは吉田さんという経営者がこんなに身近にいるので株式会社作りの苦悩を見つつ(笑)組織作りとか、まだ日本では少数派(?)の「ゆとりのある働き方」といった思考をPRできたらと思います!

Q.理想の家族像のようなものはありますか?あれば、家族と仕事との関係はどのような形が考えられますか?

私自身は複雑な家庭環境で育ちました。なので幼い頃から、”夫婦・親子といえど別の人間なのだ”という冷静さを持っています。

子を持ったら変わるかもしれませんが、お互いに”自立”していることはすごく大切だと思います。相手に依存しないキャリアを築けていることがいいと思います!

Q.やっぱり少し旦那さんのことも知りたいです。旦那さんが芸人でよかったことなど。

そう、夫はまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人なのです。。

よかったこと…”夫が芸人だから”なのかはわかりませんが(そういう性格なのかもしれない)笑いが絶えない夫婦だと思います。悪いことが起きれば起きるほどネタにしがち。
あとは単に、一般の人よりはテレビで見ている芸人さんが身近に感じますね!(笑)

Q.コミュニケーションがにがてなのですが、どうしたらサリーちゃんみたいになれますか?

嬉しい!ありがとうございます!(笑)
しかし私も特別、人付き合いがいいとか社交性が高い訳ではないと思っています。

あえて言うなら、誰と何の話をしていても意見を求められたら「特にないです」と言って終わらないようにしています。必ず何かは自分の経験の引き出しからコメントを出すようにしています!

長くなってしまいましたが、このブログを主に更新している自分の紹介が少しでもできていたら幸いです。
幸せな働き方は、「どんな環境なら自分は居心地が良いのか?」「何をやれていたら達成感があるのか?」をずっと考えて、自分にとって譲れないことを明文化し追求することが大切だと思います。

働き方改革やコロナウィルスの影響で、日本の働き方が変化を迎えている今、ソウルヒトログで情報発信をこれからも続けていきます!

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